Python3エンジニア認定基礎試験 合格記

昨年末にPython3エンジニア認定基礎試験に合格したので、かんたんにその記録を綴ります。

 

Python3エンジニア認定基礎試験とは?

以下URL参照

www.pythonic-exam.com


受けようと思ったきっかけ

  • Pythonについて一定のスキルを持ち得ている証拠がほしかった。
  • 趣味のデータ分析でPython使っているけど、「くらす?」「めそっど?」という認識だったので、これを機に腰を据えて取り組みたかった。
  • 仕事での業務効率化に使えないかと思った。


使用教材

チュートリアル(書籍で購入)

www.oreilly.co.jp

協会の指定教材です。ここから学習範囲が指定されています。

 

・黒本

book.impress.co.jp

問題集です。カバーが黒いので「黒本」と呼ばれています。

 

・以下模擬試験サイト(上が易しく下が難しめ)

1.ディープロ

diver.diveintocode.jp

2.ExamApp

python-basic.com

3.PRIME STUDY

study.prime-strategy.co.jp


勉強方法

一貫して「とにかく問題演習→コードを実際に書いて動かす」思想で勉強

私は学習事項を立体化して腹落ちさせたいタイプなので

 

0 全体概観

出題範囲と出題数はあらかじめ指定されているため、それを見ながら「どこで力を入れて力を抜くべきか」を頭の片隅に置く。

 

1  模擬試験で一通りわからないところの洗い出し

主たる目的は、試験の難易度を肌で感じる&合格との距離感をつかむこと。

 

自信のある問題のみ解答します。一通り答えたら点数と正誤がメールにて送られるので、それを見ながらチュートリアルを辞書がわりに引いて勉強。

 

この時点で何点だろうが気にする必要なし。かく言う私は最初の正答率18%でした。消費税より少し上。

 

余談ですが、チュートリアルの文体は「人を選ぶ」ので、真正面から読むか調べもの程度に使うかは人によりけりです(私は後者)。

 

2 黒本を1章ずつ解く

まず解いて間違ったところの解説を読む→該当箇所をチュートリアルから見つける。

チュートリアルと黒本の位置はほとんど対応しているので、①より探しやすい。

 

3 1,2で洗い出した部分を、コードを動かしながら確認

Pythonをインストールするのが一番理想的…だが、しなくてもPyWebを使って確認できます。

pyweb.ayax.jp


1日3時間まで使えるうえに、コードをテキスト形式(.txt/.py)で保存できるのがポイント。

私は、誤選択肢のコードの出力を確かめるためによく使いました。

 

4 問題演習

そんな感じで学習範囲を一巡したら、お好きな模擬試験サイトでひたすら問題演習。

個人的な感触として、ディープロでの正答率が90以上で安定してきたら、合格への下地は仕上がったと思っていいでしょう。

 

残り1週間でExamAppに出会ってゴリゴリ問題演習しましたが、これが結果的に大正解。

PRIMEやディープロとは異なり、逐一正誤を出してくれるうえ、解説のページ(チュートリアル準拠)までご丁寧に掲出。

ノーマークだった非カバー箇所が金脈のごとく輝いて見えました。

 

問題を覚えてしまっても、同じ感覚で類題を捌けるようにできればよいと思います。

 


試験所感

極端に捻くれた問題はでない印象。「適切か不適か」はよく読みましょう。

 

試験は30分程度でサクッと終わるはずのですが、「受験料を問題数で割るとこの1問2百ウン十円か…」という雑念が頭をよぎり、自分の生み出したプレッシャーに勝手に自分で戦っていました。受験料は諭吉1名野口1名ですからね…

 


合格はしたけども、825/1000はちょっと低かったかな。

 

一部の分野は「獲れたらラッキー」のボーナスステージと決めて諦めたのが奏功したかもしれませんね。

実践を受けるなら、いずれ向き合うことになりそうです。

 

 

今年もこんな感じで資格をとっていきたいですね。

 

 

おわり